ただ今、葉にんにく（赤玉にんにくの葉）出荷中！

ここ、にこにこ農園の南国市圃場では、赤玉にんにくの葉の出荷がそろそろ終盤に差し掛かろうとしています。
高知県の在来種である赤玉にんにくは、大方のにんにくはこの時期の寒さで葉先がお辞儀した状態なのに比べ、冬場の寒い時期でも葉先がピンと立っているのがこの種類の特徴。
霜にも強く、古くから高知で葉にんにくといえば、この赤玉にんにくの葉が主流でありました。
最近は、葉幅の広い葉にんにく専用種が幅を利かせるようになってきているようではありますが・・・。

出荷を始める12月上旬の小ぶりの赤玉にんにくの葉が、柔らかな口当たりで上品で淡いにんにくの香りだとすると、大ぶりになった今の時期は肉厚で確かなにんにくの香りがする葉になったと言えるでしょう。

子供の時分、クジラ肉のすき焼きにはネギでなく必ず葉にんにくが入っていたものだった。
もう半世紀以上も前（牛肉は一般家庭では手が出ない時代だった。）のお話になるのだが、その頃の味を思い出させてくれるのが今頃の時期の葉にんにくであります。
クジラ肉というのが切なくて、葉はまったりと甘かった・・・。

赤玉にんにくの葉は、１月下旬頃に終了です。 お早めにどうぞ！

土佐にんにくの葉は、ただ今予約受付中！　１月下旬頃の出荷を予定しています。