お盆休みにトラクターを入れる予定でしたが・・・。
８月１１日の夕刻から降り続いている雨で、南国市圃場はご覧の通り。

この長雨で水の溜まった南国市圃場の様子

毎年繰り返されるようになってきた梅雨末期の集中豪雨と秋の長雨が、この時期同時にやって来たということでしょうか。
予測できない天候に悩まされる事が年を追って多くなってきたと感じるのは、きっと私だけではないでしょう。

これで秋の長雨に悩まされることが無くなったわけではないのですが、それは兎も角、農園ではにんにくの球を割って、少し早目に種の準備を進めています。

赤玉にんにくの種

葉にんにく専用種の種

球を割って１粒毎に分解するんですが、外皮を丁寧に除く必要はありません。
ただ、１粒に見えても薄い粒が合わさって複数の粒になっていることも多く、これを見逃してしまうと複数の芽が伸びて脇芽を取り除くことになるので、ある程度注意が必要です。

また、大きなサイズのにんにくが良い種になる（２Lの粒は２Lのにんにくになる）と思われがちですが、必ずしもそうであるとは限りません。
小さなサイズのにんにくの種でも、にんにくらしい形をした厚みのある粒は大きなサイズのにんにくに成長します。

この長雨もやっと終わり、この週末あたりから晴れ間が続く予報ですので、徐々に圃場の準備も始めます。