農園便り 2021年

vol.189 ニンニクオイルを知る、作る!

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にんにく油、ニンニクオイル、ガーリックオイル、アホエンオイル等々、様々な呼び方でネット上に紹介されているニンニクオイル(ここではそう呼ぶことにする)。

このサイトでも様々な「にんにくの効果・効能」こちらから)を紹介していますが、その中でも血栓防止効果抗菌作用があるとされ、脳の活力を高め老化防止に効果が期待される「アホエン」という物質をオリーブ油などの植物油で抽出したニンニクオイルに注目しています。

調べてみると、にんにくの産地である青森県やオリーブの産地である香川県ほかいろいろと商品化されていますが、それほど手間なく簡単に自作できるようです。

ニンニクオイルを実際に使用した例
● 「アホエン含有の油浸漬ニンニク溶出物カプセル摂取が成人男女の血圧および脂質代謝に及ぼす影響」日本食品新素材研究会誌 13(2), 43-54, 2010
脂質、血糖値、血圧のいずれかが基準値よりも高めのメタボ予備軍の男女31人(平均年齢48.4歳)にアホエンを0.78mg含有したニンニクオイルのカプセルを1日3つ、1カ月間のんでもらった。結果、実験前に比べて有意に善玉コレステロール値が高くなった。
という、高血圧、コレステロール改善に効果が認められる研究結果が報告されています。

● ニンニクオイルを治療に取り入れている都立駒込病院脳外科部長の篠浦伸禎医師は、実際の医療現場の臨床結果から、「初期治療にニンニクオイルを導入すると、脳腫瘍患者の治療の副作用を軽減し、術後の再発が起こりにくくなるという実感がある」、「脳の神経伝達物質を活性化して脳機能を高め、認知症などの予防や改善、脳卒中の予防に役立つ」といったようなコメントを発表しています。

ニンニクオイルの作り方
にんにくはすり下ろしたり刻んだりして細胞が破壊されると、にんにくの成分であるアリインが触媒的に作用する酵素のアリナーゼの働きによってアリシンが生成(この時悪臭を放つ)されます。
このアリシンが空気に触れることでアホエンが生成されます。
地方独立行政法人 青森県産業技術センターから「にんにくの機能性成分(アホエン)を増やす加工法の開発」という研究成果が公開されていて、より多くのアホエンを含むニンニクオイルの作り方が報告されています。

表1では、にんにくを破砕後すぐに植物油を加えるよりも、少なくとも2時間経過後に植物油を加える方がより多くのアホエンが生成されることが分かります。

表2では、植物油を加えた後の処理温度と浸漬時間によるアホエンの生成量を示しており、植物油を加えた後、室温で5日程度置けばよいことが分かります。
55度に加温した場合は、短時間に生成量が多くなっていますがその後減少し、80度では生成量自体が少ないという結果になっています。

この研究結果から、にんにくをすり下ろしたり刻んだりしてから2時間以上置いて植物油(オリーブオイルなど)を加え、室温で5日間ほど静置すれば、アホエンをより多く含むニンニクオイルができあがることになります。

アホエンは80度以上の熱で分解するので、ニンニクオイルはドレッシングなど熱を加えない方法で使うのが望ましいということです。

これは試すべきだろう。自分のにんにくで!
ということで、今シーズンの収穫の後にレポートします。

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こんにちは!にんにく好きの店主です。
私の作った土佐の高知のにんにくを食べて元気にお過ごしください!


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