にんにく生産 2022年

2022年 にんにく生育経過

2023年6月01日 2022年度生産レポート終了

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2023年 6月01日 2022年度のにんにく生産レポートを終了します。



6月01日、田んぼになった南国市圃場



最後に収穫した福地ホワイト

5月21日、残っていた福地ホワイトを収穫して、2022年度の植え付けから収穫まですべての行程が終了です。
来シーズンに備えて南国市圃場は、湛水を始めました。
本日6月1日をもって、2022年度のにんにく生産レポートを終了します。

今年は圃場を移転拡大しての生産でした。
出だしの鼻息は荒かったのですが、初っ端の植付けから畝立て機の故障による作業の中断に見舞われ、人的補充が難しいまま、終わってみればひたすら体力の消耗が激しかったように感じたシーズンでありました。
新たな圃場のにんにく初年度の大きな期待は、それ程には膨らみませんでした。
3月過ぎ頃まで、土佐にんにくは期待以上の成長を見せていたのですが、次第に葉が枝分かれして伸びる2次成長が発生し、飛躍的な収量の増加は望めないままシーズンの終了を迎えました。

今年も救いは福地ホワイト。
安定した形状のものが収穫できるという確証が得られた昨シーズンから、今年は質の高い大玉がさらに多く取れるようになっています。買ってくれるかどうかは別の話ですが・・・。

これまでも様々な研究文献をあたってきてはいるのですが解決策は見出せず、土佐にんにくの2次成長への対策が来シーズン以降最も重要なテーマになってきております。



家内そして娘よ! 今シーズンもお手伝いありがとう。



収穫した土佐にんにくは根を切り、ハウスの中で乾燥させます。出荷は6月中旬頃から

2023年5月16日 土佐にんにく収穫

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収穫作業もいよいよ大本命の土佐にんにくに取り掛かった南国市圃場。

前回の葉にんにくの種の収穫で人の手配がうまくいかずかなり消耗したので、ここは家内と娘にお手伝いをお願いしたのであります。

収穫作業中に2Lサイズのにんにくがあった場合には、青切りにんにくとして別途で分けておきます。
こうしないと、2Lサイズだけを探して畑の中を行ったり来たりしなくてはならなくなってしまいます。
そうなると、収穫全体の1割以下しかないので、なかなか見つからこともよくあるのであります。

2日がかりで引き抜き終えた土佐にんにく。
翌々日の夕方には雨が来るという予報に、急いでハウスの中へ運び込みました。
こっちの方がはるかに大変でありまして、ゼエ~、ゼエ~言っておりました・・・。
残るは、福地ホワイトのみということになります。

2023年5月09日 葉にんにくの種収穫

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GW最後の土日は、あいにくの雨でした。
明けた9日の地面の状態はまだまだ湿っていましたが、収穫量が多いので早々に収穫を始めなくてはなりません。

葉が思ったより早く枯れてきたので仕方ありませんが、葉にんにくの種としては、もう少し球根を太らせたかった。

未成熟な球根もあるにはあったものの大型のものが多く収穫できたので、全体的にはまずまず。
数量は充分に確保できたけど、こんなに捌き切れるかな・・・?

地面が緩いので、ゆっくりそっと引き抜いて並べています。
それにしても、結構な数であります。

全体の引き抜きが終わって、束にまとめながらハウスへ運んでいます。

束にまとめながらハウスへ運ぶ作業が続きます。
この週末は雨の予報、急がなくては・・・

2023年4月27日 赤玉にんにく収穫

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収穫の一番手は、赤玉にんにく。
今は一年中手に入るようになったにんにくですが、昔は収穫前の春先には手に入らなかった。
春先の初ガツオの時期に間に合う、有難い早生のにんにくです。

このにんにくは根が良く張っているので、茎を持って引き抜くと球根のすぐ上のところでちぎれてしまうことが多いということもあって、手掘りで収穫しています。

始めは雨の後で地面が充分に乾いてない状態でしたが、次第に乾いて来ました。
掘り進むうち、時折大きいのが顔をみせます。
今年の全体的なデキとしては、まずまずといったところでしょうか。

この後赤玉にんにくは、ハウスでひと月くらい乾燥させてから出荷します

2023年4月08日 6ヶ月経過

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植付けから6ヶ月、収穫まで残すところ1ヶ月あまりとなった南国市圃場のにんにく。
周囲の田んぼは、濁りの収まった水面を反射鏡ように輝かせながら、絶え間なく水を満たしたまま田植えの時を待っているのであります。

今の圃場は、まるで浮島のにんにく畑。
残す作業は摘蕾のみ、後は球根の肥大化を待って、収穫のタイミングを見計らうのであります。

周囲の田んぼが水を満たしているので、圃場地面は所によっては水が滲んできていますが、弱い雨の後のような地面の状態なので、それ程心配はないと思います。
全体的なにんにくの状態は、良好な状態をキープしています。

福地ホワイトは、幹(茎)、葉にともに勢いよく大きく伸びてきました。
寒冷地系の種類なので、もう少し成長に余力があるような気もしますが、ほぼ一杯でしょうか。

赤玉にんにくは、摘蕾を行い、球根の肥大化を待っている状態です。
後10日ほど様子を見て、葉の6,7割が黄色なってきたら収穫を始めます

葉にんにく専用種は、1mを超えるくらいの限界まで伸びてきました。
幹(茎)は太いものが多いですが、やや葉が細いものが多いようにも思います。
もう少し経ったら、球根の具合をチェックします。

土佐にんにくは、花茎が伸び始めました。
幹(茎)は親指よりさらに太いものが揃うようになってきたので、さらに期待は高まってきています。
心配していたサビ病は、アミスター20フロアブルのお蔭で今のところ拡大の気配は見えません。

2023年3月10日 5ヶ月経過

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植付けから5ヶ月あまり経過する南国市圃場のにんにく。
高知では、日中の気温が20度前後の日が続くようになってきました。

にんにくは、ただ今春の急成長期に入ったと思われます。
背丈が伸び、青々と葉が茂って来ました。
実に良好な生育状況であります。



圃場西側



圃場東側

にんにくは畑が変わった初年度は、必ずといって大きな球が沢山取れる。
今の状態は、収穫まで何事も無ければ、まさにその通りといってよいと思います。
過去には春の長雨でダメになったこともあるので、今から喜んでばかりはいられませんが、収穫まで残り2ヶ月あまり、手を抜かずにやりたい思ってます。

福地ホワイトは、幹(茎)、葉にともに勢いよく伸びてきています。
寒冷地系の種類なので、これからもっと大きく成長します。

赤玉にんにくは、ほぼ成長のピークで、間もなく花茎が出てきます。
今年は、驚くほど太い幹(茎)のものを見かけます

葉にんにく専用種は、1mくらいまで伸び、葉が茂っています。
幹(茎)は太いものが多く、良い種が期待できると思います。

土佐にんにくは、ズングリとした体型からやや幅の広い葉を伸ばしてきました。
幹(茎)は親指ほどの太さのものが揃うようになってきたので、Lサイズの球が多く期待できそうです。
中には2Lサイズになるような、特別大きな茎も混じっているようです。
若干サビ病が出てきていましたが、アミスター20フロアブルを使い、初期段階で消毒退治しています。

2023年2月12日 4ヶ月経過

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植付けからほぼ4ヶ月が経過した南国市圃場のにんにく。
日中の気温は、10度を少し上回るようになってきました。

にんにくは春に向けて成長の速度を少しずつ速めてきているようです。
ひと雨毎にグンと大きくなって、良好な生育状況を保っています。

土佐にんにくの葉はまだ食べられますが、茎に筋が入り始めたものが少し出て来たようなので、出荷を終了しました。
例年2月20日過ぎ頃まで茎は軟らかなものがほとんどですが、今年は固くなり始めるのが全体的に少し早いようです。
昨年の12月から出荷を始じめた葉にんにく、これで今シーズンの出荷はすべて終了です。

福地ホワイトは、葉に勢いが出てきました。
幹(茎)も成長の速度を速めているのが分かります。

赤玉にんにくは、幹(茎)が固くなって、ピンと立った葉がかなり大きく育ってきました。
春に向けてエンジンが掛かってきたようです

葉にんにく専用種は、幹(茎)が太く揃ってきました。
葉も長くて厚く、かなり立派に成長してきています。

土佐にんにくは、葉の出荷を終了しました。
葉の色が濃くなってくるとともに、寝ていた葉が立ち上がってきて、背丈がグンと伸びてきています。
このままの状態が続いてくれると収穫に期待ができそうですね・・・‼。

2023年1月26日 立春近く

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立春(2023年は2月4日とのこと。)近く、厳寒期の南国市圃場のにんにく。
南国高知と言われるけれど、ここにきて朝は氷点下、日中は10度を下回る日が続いています。
にんにくはこの寒さで、葉先が少し枯れたものが多いようですが、引き続き良好な生育状況が続いています。

この時期は、赤玉にんにくの葉の出荷が終了するとともに、葉にんにくのシーズンも終了を迎えるのですが、今年は土佐にんにくの葉の出荷があるので、2月中頃まで続きます。

一年の中で最も寒い時期にあたるので、寒風の中での収穫作業が厳しいイメージですが、実は一番大変なのは水洗いなのであります。
寒さで固くなった手を、時々お湯に付けて戻さないといけないのであります・・・。

福地ホワイトは、ここにきて葉に少し勢いが出て来たようです。
幹(茎)の成長も、まだまだスローペースではありますが、着実に進んでいます。

赤玉にんにくは、幹(茎)が固くなり始めたので出荷は終了です。
葉が厚く、ピンと立って立派な姿で成長を続けています

葉にんにく専用種は、幹(茎)の太いものが多くなってきました。
幹が太いと、やはり種(球根)も大きいのであります。

土佐にんにくは、葉の出荷を始めました。
肉厚でとても美味しい葉にんにくです。
このところの冷え込みで葉の甘味を増したようです。
2月中旬頃までの販売を予定していますが、一定数量に達したら早めに終了となります。

2023年1月05日 間もなく3ヶ月経過

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植付けから間もなく3ヶ月を経過する南国市圃場のにんにく。
暮れの大雪も特に影響はなく、引き続き良好な生育状況が続いています。

今年の仕事始めは1月5日から、脇芽を取り除くことから着手しています。
日中の気温は12度、晴れて風も無く、穏やかで結構暖かな日です。

それでも、日が傾いて来始める3時過ぎ頃からはだんだん寒くなってくる。
冬場の畑仕事は、9時から3時までといったところでしょうか。
防寒着を着ていても、風の強い日は無理をしないのがいいですね。

福地ホワイトは、2,3番目の本葉が枯れてきています。
幹(茎)の成長は、スローペースではありますが、着実に太くなってきています。

赤玉にんにくは、かなり大振りなものが増えてきました。
葉にんにくとしての出荷は、1月下旬頃に終了する予定です

葉にんにく専用種は、緑の葉の部分はまだ食べられますが、幹(茎)の白い部分に筋が入って固くなってきたので、昨年末で出荷を終了しています。
これからは、種(球根)としての栽培になります。

土佐にんにくは、今の時期はまだまだズングリとしています。
葉が肉厚でとても美味しいにんにくです。
葉にんにくで出荷するのは、もう少し背丈の伸びる1月下旬頃になりそうです。

農園便り

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こんにちは!にんにく好きの店主です。
私の作った土佐の高知のにんにくを食べて元気にお過ごしください!


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