にんにく生産 2021年

2021年 にんにく生育経過

2022年05月21日 2021年生産レポート終了

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2022年 5月21日 2021年度のにんにく生産レポートを終了します。



5月17日、土佐にんにくを収穫中の南国市圃場



5/20 南国市圃場



5/19 佐川町圃場

5月20日、残していた福地ホワイトを収穫して、2021年度の植え付けから収穫まですべての行程が終了。
今年はほぼ例年通りの時期に、無事収穫を終えることができました。

収穫前の予報では、雨が続くということで苦戦を覚悟していたのですが、あれよあれよという間に雨の予報は消え去って、収穫の間はほぼ晴天続き。
この秋から新たな圃場に移るので、今の圃場での収穫作業は今回が最後ということで、オマケしてくれたかもしれません・・・?。

今年は元肥を変えてチャレンジしたのはよかったのですが、初っ端に根焼けを起こして生育状況が極端に悪く、2月頃にはこれはどうなることかと半ば諦めざるを得ない状況であったところ、最終的には思いの外持ち直してくれた。
福地ホワイトも昨年に続き安定した形状のものが収穫できる、という確証が得られたこともある。
いろいろな意味で、来シーズンが楽しみに思える勉強ができたシーズンでありました。



娘よ! お手伝いありがとう。



収穫したにんにくは根を切り、ハウスの中で乾燥させます。出荷は6月中旬頃から

2022年05月05日 収穫始まる

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5月5日子供の日、ここ南国市圃場で葉にんにく専用種の収穫を行いました。
来シーズンの種用に植え付けていた分なので、本当はギリギリまで待って収穫する予定だったのですが、後の収穫日程が詰まってきているので早くなりました。
専用種のデキはそこそこで、種としては充分な量が確保できました。



葉にんにく専用種を収穫中の南国市圃場



収穫した専用種



ハウスへ運んで乾燥

実は、この日収穫を予定していたのは佐川町圃場の葉にんにく専用種の方。
朝早く起きて行ってはみたものの、試しに1つ2つ掘って早々に引き返して来たのであります。(写真下))
片道30キロ、時間をロスしてしまったのだ!



佐川町の専用種



収穫にはまだ早い

佐川町圃場は南国市よりも2,3度気温が低いので、見た目の生育状況は同じであっても地面の下の状況は違っていて、やはり南国市に比べて遅いようです。

これに加えて、これから収穫するのは土佐にんにくと福地ホワイト。
土佐にんにくの収穫は15日前あたりから、福地ホワイトは20日を過ぎると思われます。



土佐にんにくの収穫は、15日前あたりから



まだ葉が生き生きとした福地ホワイト

天気予報では、15日の前までは雨マークの予報。
その後も雨の合間を見て収穫することになるかもしれません。
さあ、いよいよ本格的な収穫の始まりです。

2022年04月10日 もうすぐ赤玉の収穫

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昨年の赤玉にんにくの収穫は、4月20日前後であった。
今年は25日前後になる見通しで、一週間ほど遅い。
これまでの記録を掘り起こしてみると、ここ数年は暖冬が続いていたので収穫時期が早かったということが分かり、今年はむしろ平年並みということになるようだ。



南国市圃場のにんにく



土佐にんにく



葉にんにく専用種



福地ホワイト



赤玉にんにく



花茎が出始めた土佐にんにく

昨年土佐にんにくの花茎が出始めたのが3月27日、今年は4月10日ということで、やはり土佐にんにくも昨年に比べて10日ほど遅れているのが分かる。
寒冷地系の福地ホワイトはまだ葉が青々としていて成長盛り、葉にんにく専用種も葉先が少し黄色くなり始めたところ。
赤玉にんにくの葉の枯れが早いのが気になるところではありますが、南国市の圃場は全体的にほぼ安定した状況です。



佐川町圃場



左中列の赤玉と右の土佐



葉にんにく専用種

佐川町圃場は南国市よりも2,3度気温が低いのですが、にんにくの生育状況はほぼ同じ、状態はこっちの方が良いようにも見えます。

にんにくは雨が降ると収穫出来ないので、天気が続く日を見計らって収穫を行います。
過去には春の長雨で赤玉にんにくが腐り、ほとんど収穫できない年もありました。

もうすぐ赤玉にんにくの収穫を始めます。
初ガツオもポツポツ店頭に並ぶようになってきたこの季節。
今年もやってきました!

2022年03月23日 6ヶ月経過

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植付けから、ほぼ半年を経過しました。
日中の気温が20度を超える日もポツポツあるようになって、にんにくの成長が上向いてきたようです。
液肥で追肥した効果が出てきたのかもしれません。



ここにきて成長著しい南国市圃場のにんにく



ムラはあるものの良くなってきた土佐にんにく



Lサイズ候補の土佐にんにく



福地ホワイトも何んとかソコソコのものに育ってきたようです

収穫時期の早い赤玉にんにくは、例年より10日ほど遅れて花茎が伸び始めました。
花に養分を取られないよう、花径は直ぐに摘んでしまいます。
花径を摘んでから20日くらい経過した後に収穫しますので、4月中旬過ぎになるでしょうか。
赤玉にんにくは、高知では上りガツオと合わせて生で食べるのが通常。
さて、今年の初ガツオはいつ頃になるでしょうか・・・?



花茎が伸びてきた赤玉にんにく



種用の葉にんにく専用種は、やはり少し育ちが悪いようですね

にんにくは気温の上昇とともに春の急成長の時期を迎えています。
過去に4月の長雨でダメになったこともあるので、天候だけはどうか順調にきてくれるよう願うばかりであります。



畑横の畦道には、ツクシも顔を出してます

2022年03月13日 追肥

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ここ数日で急に暖かくなって来た高知県地方。
この日の日中は20度超え、ポカポカを通り越して暑いくらいだ。
かねてより考えていた、側芽原基分化が始まってから側芽第1葉分化が始まる10日間くらいの間に追肥をすると、球根の肥大化が期待できるという山形大学の研究論文を参考に、追肥を行いました。



除草が終了して、追肥を行った南国市圃場



大分大きくなってきた土佐にんにく



福地ホワイトも復調気味



赤玉にんにくは、花茎が伸びてきてもいい頃なんですが・・・



葉にんにく専用種は、少し葉に元気がないかな?

土佐にんにくの根元の土が黒く湿っているのは、液肥だから。
このところ雨が少ないし、この後の予報もしばらく雨は期待できそうにないので、液肥をチョイス。
さて、効果の程はこの後のお楽しみ。
土佐にんにくよ! 大きくな~れ。

2022年02月26日 5ヶ月経過

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日中15度だと、やはりポカポカと暖かい。
流石に3月を迎えると寒さも和らいで来て、これからが畑仕事が一年の中で最も楽しい時期を迎えるのであります。



除草中の南国市圃場、残すところは畝一つ



小さいが、随分持ち直してきた土佐にんにく



寒冷地系の福地ホワイトは、やはり回復には時間が掛かるようだ



赤玉にんにくは、かなり伸びてきた



葉にんにく専用種は、例年より茎が細いものが多い

今年の冬は、しばらくお日様に当たってからでないと土がバラけてくれないような冷え込んだ朝が結構ありました。
これからはもう、夜明けが早くなって来たので早朝からでも仕事ができるようになる。
早朝に畑で飲むコーヒーは、何とも言えず味わい深いものであります。



除草最終の畝通路、もうすぐ終了です。

さあ!除草もあと少し、すっきりとして春を迎えると、にんにくも喜んで伸びてくれるかもしれない・・・。
側芽原基分化が始まってから側芽第1葉分化が始まる10日間くらいの間に追肥をすると、球根の肥大化が期待できるという山形大学の研究論文もあるので、間もなく試してみようと思っています。

2022年02月05日 立春の頃

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ただ今、南国市圃場では除草作業を行っています。
立春を迎えたと云っても、実際は今頃が一番寒い時期であります。



除草中の南国市圃場



例年の大きさのものがほとんど揃わない土佐にんにく



やはり小さい福地ホワイト



ほぼ例年通りの赤玉にんにく



葉にんにく専用種もほぼ例年通り

地面がカチンとして、しばらくお日様に当たってからでないと土がバラけてくれないような冷え込んだ朝が、南国市の圃場で有るとすれば、それは今頃の時期をおいてほかにないのであります。
そんな今朝は、畑の横で車のエンジンをかけたまま地面が緩むのを待って、9時過ぎまでコーヒーブレイク。
こんなことは久しぶりのこと。



赤玉にんにくの畝(写真上)と土佐にんにくの畝(写真下)、この違い!

日中に作業をしていると、陽射しがあれば気温が10度を切っていても、それほど寒くありません。
ただ、風が吹き始めると体感温度は一気に下降して、寒くなって早々に作業終了となります。
この寒さも2月の中旬頃には、だんだん緩むようになってきます。
まだしばらくは、寒い中で除草作業が続きます。

2022年01月22日 4ヶ月経過

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植付けから4ヶ月経過した南国市圃場



南国市圃場の土佐にんにく



南国市圃場の福地ホワイト



南国市圃場の赤玉にんにく



南国市圃場の葉にんにく専用種

にんにくの植付けから4ケ月あまり経過しました。
ここ南国市の圃場はこれまでお伝えしてきた通り、根のダメージの大きい土佐にんにくと福地ホワイトに急速な回復は望めません。
それでも、根元の除草中にはどうかすると、ポツンと大きな個体を見つけることができるようになってはきています。
まだまだ、希望の持てるレベルの話ではないですが・・・。
来シーズンの種用として植えている赤玉にんにく、葉にんにく専用種は、ほぼ例年通り育っています。

大寒を過ぎて、これからが一番寒い時期ですが、丁寧に除草して春の成長に繋げたいと思っています。



植付けから4ヶ月、葉にんにくの出荷が終了した佐川町圃場



佐川町圃場の赤玉にんにく



佐川町圃場の葉にんにく専用種



佐川町圃場の土佐にんにく

今シーズンも葉にんにくは、佐川町圃場から出荷しました。
ちょうど今頃から葉に筋が入って固くなり始めるので、葉にんにくとしての出荷は終了です。
出荷できずに残ったものはこのまま育てて、春に球根を収穫します。
収穫までには、根元に生えてくる雑草を継続して取り除きます。

2021年12月26日 3ヶ月経過

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植付けから3ヶ月経過した暮れの南国市圃場

植付けからほぼ3ヶ月経過した南国市圃場。
根が傷んだら、やはり復活は難しい。
南国市圃場の大半を占める土佐にんにくは、葉が伸びすチョロチョロ状態。



畑の中で最も状態のよい土佐にんにくの畝でもこの程度

土佐にんにく(写真上)と福地ホワイト(写真下)は根のダメージが大きいようで、収穫時にどの程度まで育っているか全く分からない状態です。
今の段階の生育状態の良いものを選んで、大事に育てるほかないかもしれませんね。



福地ホワイト

この2種に比べて、ほとんどダメージのないのが赤玉にんにく(写真下)。
ほぼ例年通り順調に育ってます。



種用の赤玉にんにく

葉にんにく専用種(写真下)も、比較的ダメージは小さく済んでいる様子。
それでも佐川町圃場のものと比べると、全体的に小ぶりで成長が遅いですね。



種用の葉にんにく専用種

冬のこの時期からは、にんにくの成長はめっきり鈍化します。
それでも少しずつは成長しているので、雑草に土の養分を搾取されないように畑の除草は続きます。

農園便り

農園便り

こんにちは!にんにく好きの店主です。
私の作った土佐の高知のにんにくを食べて元気にお過ごしください!


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