農園便り 2021年

vol.206 クリスマス&仕事納め!

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冬の葉にんにくの出荷のピークは年末まで、それもほぼほぼ片付いてやっと一息。
これから作業場を片付けて、障子の張替え、埃の溜まった家の掃除や枯葉の積もった庭を掃いたりと、ギリギリまで他にも何かとやらねばならない仕事があるのが年末の常であります。



今年もいい焼き具合に仕上がった、ウン

わが家のクリスマスには鶏を焼かねばならない、というのも年末の仕事の一つ。
たとえ出荷で忙しい最中にあっても、家族の譲れない意向(特にカミさんの威光?)というものがあって、クリスマスには必ず私が鶏を焼いて祝うということになっているのであります。
(実は去年あたりから、息子が面倒なバター塗りを繰り返して焼く作業をやっている。)
これは、ほぼわが家族が成立するようになって以来、三十年近く続いている伝統行事なのであります。



7号クラスはとても高くて手が出ないので、手作りナノダ!

クリスマスも終わり、年末までの葉にんにくの出荷もほぼ終わった今、南国市圃場の畝通路の除草を半分程度終えたところで、今年の仕事納めにしたいと思います。

未だ終息の見えないコロナ禍ではありますが、皆様には良いお年をお迎えくださいますように。



暮れの南国市圃場


当店冬の人気商品!

高知の冬を代表する野菜の葉にんにく、販売は年明けから再開します。

vol.205 冬の畑仕事!

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師走に入って、寒い日が続くようになって来ました。
にこにこ農園はただ今、葉にんにくの収穫・出荷の盛期を迎えています。

冬の畑仕事はさぞや寒くて大変だろうといったイメージをお持ちの方々も多くいらっしゃると思いますが、それは牛を使って土を掘り返していた姿が残っていた今から5~60年も前の、本当に厳しくて大変だった頃のお話。



霜の降りた葉にんにく専用種 佐川町圃場12月 5日

寒風の強く吹く日は、事実寒くて大変な時もあるにはあるのですが、今は暖かい手袋や身を包む作業着も防寒・防風対策の施された安価なものが豊富にあるし、焚火にあたって冷えた体を温めなくても、寒くなったらヒーターのある車に逃げ込めばいいといった具合であります。
収穫した野菜を冷たい水で洗うのは、昔と少しも変わらないのですが、ハハッ・・・。



日が差して霜が融けてくると元の元気な姿に戻ります。 スゴイ!

自然環境も温暖化の影響で、霜が降りたのは見るけれど霜柱が立ったのを見ることはめっきり少なくなったし、霜焼けした手もなくなって、冬の畑仕事は随分楽になったのであります。
温暖化が良いという話ではありません。

今年も余すところ20日あまり、クリスマス過ぎまで畑で葉にんにくを収穫します。


当店冬の人気商品!

高知の冬を代表する野菜の葉にんにく、まだまだ注文受付けています。

vol.204 葉にんにくの収穫・発送の開始!

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高知の冬を代表する伝統的な野菜の葉にんにく。

今年もこの時期をお待ちになられていた多くのお客様がいらっしゃいました。
早くからご予約いただきましたお客様には、大変お待たせ致しました。


この11月20日の晴れた連休、葉にんにく専用種から収穫、発送を開始しています。

にんにくの葉は成長とともに葉に筋が入って固くなってきます。
葉にんにく専用種の食べ頃はこの時期から12月一杯まで、12月の上旬頃には長い立派な葉の大振りの葉にんにくになりますが、見た目はともかく、出始めた今頃の小ぶりな葉にんにくが最も美味しいのであります。

高知の家庭では、葉にんにくを摺り込んだ緑のヌタを作って、脂の乗った冬の寒ブリの刺身を食べるのが一般的であります。

高知特有の家庭料理ではありますが、その秀逸な味わいは家庭料理の枠を遥かに超えた領域の旨さであります。

店主おススメのレシピは、天ぷらと醤油漬け(刻んで醤油に漬け、一晩冷蔵庫に寝かせるだけ)。
これは地元でもあまり知られていない食べ方、簡単でその美味しさに驚かれること間違いナシ!

赤玉にんにくの葉は12月上旬頃、土佐にんにくの葉は1月下旬頃からのお届けになります。
こちらをご予約いただいているお客様には、今しばらくお待ちくださいませ。


当店冬の人気商品!

葉にんにくをこの冬の食材としてお試しくださいませ!
ただ今販売中!!

vol.203 葉にんにくの発送時期!

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高知の冬を代表する伝統的な野菜の葉にんにく。
10月の注文開始から多数のご予約をいただきまして誠にありがとうございます。


長らくお待たせしておりました葉にんにくですが、ただ今の生育状況からいよいよ今月下旬から発送させていただきますので、お知らせいたします。

生育状態の早い葉にんにく専用種から発送させていただくことになります。
赤玉にんにくはもう少し葉が大きくなるのを待って、12月上旬頃からの発送になる見込みです。



葉にんにく専用種 佐川町圃場11月 3日時点



赤玉にんにく 佐川町圃場11月 3日時点

にこにこ農園では、より新鮮な状態の葉にんにくをお届けしたいと考えておりますことから、早朝に収穫を行い、土やごみを払って葉形を整え、根を切り、洗浄と乾燥を行ってから、袋詰め梱包してその日のうちに発送するのを原則としております。
このため、一日の発送量は限られております。

お届け時期のご要望など特別なご指定のない限り、ご予約・ご注文順に発送させていただいておりますが、ただ今の予約状況から大変混み合うことが予想されますので、しばらくお待ちいただく場合がございます。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

vol.202 秋の夕暮れ!

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南国と言われる高知でも、10月も半ばを過ぎるとだんだんと寒くなってきます。 ただ今年は、このだんだんというのが無くて、ここ一週間ほど前からいきなりドーンと冷え込みがやって来ました。
それ以降、晴れた日でも日中の気温が20度前後で推移するようになってしまったようで、さすがに最低気温が10度を下回ることはまだないのですが、例年になく肌寒さを感じる毎日であります。

にこにこ農園では、にんにくの植付けも終わり、雑草との初戦を展開しているこの時期は、以前なら芋掘りの時期でもありましたが、ここ数年芋の栽培を休止しているので、相手が雑草だけということもあって、少し余裕をもって秋の日を過ごさせてもらっているはずですが・・・。



土手の草を刈った佐川町圃場

週末のこの日は、朝のうちに佐川町圃場の土手の草刈りを済ませてから、にんにくの植付けでお彼岸に来られなかったお墓参りであります。
墓を掃除してから、周りの雑草を刈って(タップリと3時間はかかる広さ。)、梅の木を剪定し、ついでに墓下の作らなくなった小さな畑に梅と栗の木を植えました。
そして、帰りには柿の実の収穫。カミさんと娘の大好きな干し柿を作るのであります。



除草前



除草後

柿

干し柿にする柿

気が付けば夕暮れ前、「秋の一日はノンビリゆったりと過ごしたい。」と思うのですが、秋の夕暮れは、夏に比べて2時間近くも早くやって来るのです。


当店冬の人気商品!

ただ今、予約受付中!

vol.201 葉にんにくの予約開始!

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葉にんにくの予約を10月1日より開始致します!
( 収穫・発送は、11月下旬頃からになります。)

葉にんにくは、生育途中のにんにくの若い葉のこと。
高知ではお馴染みの冬を代表する伝統的な野菜です!



9月26日現在の佐川町圃場の葉にんにく専用種

天ぷら、炒め物、鍋物や中華料理などの具材として幅広くご利用いただけます。



葉にんにくの天ぷら



葉と豚肉炒め

高知の家庭では、葉にんにくを摺り込んだ緑のヌタを作って、脂の乗った冬の寒ブリの刺身を食べるのが一般的であります。

高知特有の家庭料理ではありますが、その秀逸な味わいは家庭料理の枠を遥かに超えた領域の旨さであります。

葉にんにくをねぎまで使う


当店冬の人気商品!

葉にんにくをこの冬の食材としてお試しくださいませ!

vol.200 にんにくの植付け開始!

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雨の後、圃場の地面が乾くまで2、3日かかる。
「この土日にはやっと地面も乾いて、植付けができる。」ということで、今シーズンのにんにくの植付けを11日(土)から始めたところです。
毎年、秋の雨には悩まされておりまして、晴れ間を見付けて手早く作業するしかないのであります。



植付けを始めた佐川町圃場

トラクターで元肥を打込んでから、畝を立てて植付ける。
一人だと全部の畝を立ててから植付けることになるのですが、この日は家族が手伝ってくれているので、畝立てと植付けを同時並行して進められるのであります。

最初に作る畝は、一年ぶりに使う機械に慣れるのとその調整に手こずってしまうので、どうしても曲がってデコボコした畝になってしまう。



一列目の畝は曲がってデコボコ

今年はいつもより調整に手間取ってしまい、3列目までうまくいかなかった。



4列目以降はスムーズに畝立て出来るようになった

この日は、葉にんにくの種を4列半植付けて終了。
翌日曜は曇りの予報に反して雨となってしまい、予定していた作業は出来なくなってしまいました。
今シーズンも多難な幕開けです!。
このにんにくの植付け作業は、10月上旬頃まで続きます。

植付けた葉にんにくは、早ければ11月下旬頃に出荷できるようになります。
葉にんにくのご予約開始は10月を予定しておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

vol.199 めじかの新子!

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お盆休みの8月11日から降り続いた長い雨が止んで、久々に晴天が戻ってきました。
照り付ける陽射しに、ふと気が付けばまだ夏だったのかと思うほど季節感に乏しい今年の夏であります。

お盆が終わった8月の下旬、この時期の高知の食の代表といえば、めじか(ソウダガツオ)の新子(稚魚)



この季節を代表するめじかの新子

足が速いので、一般には販売されていないため、高知県民でも食べたことがないという人も多い。
猟師や釣り人でない限り、港近くの食堂に行って朝獲れを昼までに食べる以外ないのであります。
氷でしめても夕方まで持たないという、特に鮮度が求められる時間限定の魚のお刺身であります。

ぶっしゅかんという香酸柑橘類の酢みかんの皮を削って振りかけ、その上から果汁を絞って振りかけてから、醤油を垂らしていただく。
モチモチとした食感とユズとは違うシャープな酸味が漂う稀少な一品であります。

港直送のものを今回偶然にも手に入れることができたので食卓に並んでおりますが、料理屋さんでなくわが家でいただくのは記憶にないこと。
コロナ禍をやり過ごすには、家庭で工夫して旨いものを食べるのが一番だと思うのであります。

vol.198 かつお豊漁でカルパッチョ登場!

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今年はカツオが豊漁で、5月頃から店頭に並び始め、今も手頃な値段で手に入る状況が続いています。
思えば、子供の頃には当り前だったこんな状況も、いつの頃からか連年の不漁に次ぐ不漁で漁獲高が低迷する一方値段は上がり、今ではなかなかお手頃とはいかない状況になってしまいました。

ちょうど資源の枯渇の危機が囁かれ始めた十年程前からでしょうか、土佐沖の新鮮なカツオが店頭に並ぶのは年を追う毎に減り、せめて春の上りと秋の戻り時期の旬のカツオを味わうにしてもそれなりの出費を伴うことになって、これからはもう手軽に楽しむことは難しいだろうと半ば諦めていたのであります。

ところが、この3月、春の上りガツオが好漁との嬉しい知らせ。
続いて4月、5月も、6月も、7月も、今月も・・・。
手軽にカツオを楽しめる、かつての日々が蘇ったのであります。
何んという幸せ!!

ということで、今年はカツオ三昧の日々が続いているのであります。
しかし、刺身、タタキの連続では芸がない、家族もいずれ飽きてくる。
そこで、満を持して登場したのがカツオのカルパッチョであります。


                                    レシピはこちら
これもなかなかのモノ。お試しあれ!
願わくばこの豊漁が、しばらく、いや来年も、いや毎年続きますように・・・。



4月29日 高知新聞朝刊より

vol.197 高知から福地ホワイト!

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ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、にんにくと言えば福地ホワイト。
粒が大きく色白で姿形が美しく味も良い、今やにんにくのスタンダード、日本のにんにくの8割の生産量を誇る青森県の品種であります。



今年収穫して乾燥させた福地ホワイト Lサイズ

寒冷地系の品種である福地ホワイトを暖かい高知県で生産するのは難しいと思われるのですが、にこにこ農園ではここ十数年、種を引き継ぎながら福地ホワイトの栽培を続けています。

やはり気候が違うので、毎年収穫したものは歪な形のにんにくばかりで、商品になるようなものは全体の1割あるかないかの状況がずっと続いておりました。
それでも、収穫したものの中からよい種を選んで、毎年200本ばかり栽培を続けてきたところ、昨年あたりから形の整ったにんにくが取れるようになってきました。
今年収穫したものを見ると、ご覧のように粒は大きく8片ほどで、姿形もそこそこのにんにくが揃って収穫できました。



福地ホワイトは6片ですが、いずれも8片ほどに分かれています

もしかしたら、暖地の気候に徐々に適応してきたのかもしれません。
来シーズンはもう少し植付け面積を広くして様子を見てみようと思っています。
もしかしたら、商品として出荷できるレベルのものが揃うかも知れません。


高知から福地ホワイト!
何だかワクワク、楽しみですね。

農園便り

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こんにちは!にんにく好きの店主です。
私の作った土佐の高知のにんにくを食べて元気にお過ごしください!


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